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「KEC日本語学院」評判と口コミ

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はじめに

日本語教師になるためのカリキュラムがある専門学校、KEC日本語学院。

こちらではKEC日本語学院の特徴や、評判、実際学校に通っている方の口コミをご紹介していきます。

KEC日本語学院の特徴

KEC日本語学院は関西を中心に展開していましたが2014年に新宿校舎を開校、都内でも通学できるようになりました。

校舎一覧

新宿校・梅田本校・枚方本校・京都校・神田校・なんば校

公式ウェブサイト
http://www.jpns.kec.ne.jp/

通学者に聞く!KEC日本語学院のココが魅力!

KEC日本語学院の口コミをいくつかご紹介します。

学校で学んでいる時は全く感じませんでしたが、講師として働く今となっては、当時の講師の先生の現場での経験談は非常に参考になっています。採用試験対策など、貴重な経験をもとにお話ししていただける先生がいらっしゃるKECは、こういったアカデミーの中でも非常に特殊なのかもしれませんね。

理論や演習の授業に時間を割くことで有名な学校というのは、入学前の情報収集である程度わかっていました。入学前にいくつか学校を見学していく中でそれを実感でき、入学しました。実際に授業を受けてみると予習や授業の準備にかかる時間を取らないとついていけないほどレベルが高く、最初はついていくのがやっとの状態でした。授業スタイルと事前の予習に慣れてからは、スムーズに重要なポイントを抑えられるようになり、学習効率がアップしました。厳しい環境でスキルアップしたい方はお勧めです。

実習の数が多く、また講師からスタッフの方まで親身になって教えてくれます。そういったアットホームさも手伝って、居心地の良い「学生生活」を過ごすことができました。私の場合、もともと海外で日本語教師として働いていましたが、420時間の履修はもちろん、大学で専攻していたわけでもありませんでした。理論的なバックグラウンドがないので、今後日本語教師を続けていくうえでネックになるかもしれないと考え、受講を決意しました。その点で理論的な授業が充実しているKECは私にとってうってつけだったと思います。

演習量が多く、何をどのように、どうすれば分かりやすく教えられるかを突き詰めて考えられる学校だと思います。だれでも最初は戸惑うかもしれませんが。演習量の多い少ないでその後の就職先などの範囲が変わってくると思います。だから演習量は多いに越したことがありません。KECには費用のいらない再履修のシステムもあり、それをうまく利用しながら、自分の成長につなげることができました。

KEC日本語学院の良い評判、悪い評判

KEC日本語学院に通っている方の評判をご紹介します。

KECの「身に着くまで学ぶ」やり方には賛否両論があります。身に着くまで学ぶ、ということはすなわち繰り返しわかるまで学習するわけで、生徒の側にすれば、なぜ基本的なことを毎回繰り返し行わなければならないのか、という認識も生まれます。1クラス12人までという人数制限も、講師の目が届きやすくなるだけに生徒に対するサポートが逆に手厚すぎてしまうかも知れません。過剰なサポート体制によって起きるマイナス面とは、生徒の考える力をうまく引き出すことができない、あるいは自ら進んで学ぶ意欲をそいでしまうといったものです。

また検定対策についても、30時間、60時間、90時間と3つのコースが存在し、受講生の迷いを生みやすいシステムになっています。検定対策は学校で行っているから十分である、と自己学習への意欲を低下させてしまう懸念もあります。KEC日本語学院のこうした「手厚さ」が生徒の魅力となっている反面、一部の生徒の間では大きなマイナスになり得ます。

「教育実習に少し不満があった。というのも相手が日本語に慣れている外国人だったので、そうでない相手を教えるときに想定される躓きがなく、スムーズに行きすぎた感がある
「実習や演習が50回以上体験できるとパンフレットに書いてあるが、実際は言ってみれば基礎部分の繰り返しだった。漫才で言うところの「どうも~!」を繰り返すだけで終わる感じ
「演習が多い点に魅力を感じ入学しましたが、最後までこれでよいのかという違和感が抜けないまま卒業しました。講師の方もあまり積極的ではないように感じました」といった少し手厳しいマイナス意見もあり、さらなる情報収集が必要かもれませんね。

KEC日本語学院のポイント

KEC日本語学院には日本語教師養成講座として、資格取得セット受講・420時間コースがあります。受講料金は566,830円です。

このコースは、1人50回以上の「演習・実習体験」があり、より実践的な内容を学べる点がポイントになっています。検定試験の対策を含めた420時間コースは以下の通り。

  • 420時間+90時間検定対策コース…授業料:692,230円
  • 420時間+60時間検定対策コース…授業料:660,660円
  • 420時間+30時間検定対策コース…授業料:629,200円

また1クラスは12名までと少人数制を取っており、講師の目が届きやすく、また生徒同士の距離も近いため、アットホームな雰囲気の中で学習を進めることができます。

そのほかのポイント

  • 関西の日本語学校の90%以上でKEC修了生が活躍するなど、とくに関西方面の就職に強い
  • 現役プロ講師は40カ国以上の外国人への指導経験あり。経験豊富な講師が、「言葉」でなく、「身体」で指導ノウハウを伝授
  • 420時間コースの修了まで、最短で半年
  • 最長で3年間の個別プランがありじっくり学べる
  • 曜日・時間帯振替受講、拠点校振替、欠席時DVD補講、分割・分納システム、割引制度、3年間無料再履修制度、採用試験直前チェックなどの各種サービスあり
  • 検定試験対策には重要ポイントをコンパクトに、わかりやすく、暗記しやすくまとめたKECの「オリジナルテキスト」を使用している

まとめ

KEC日本語学院についてご紹介しました。

専門学校選びはカリキュラムの内容だけでなく、通いやすさや、講師との相性も交えてじっくり選んでいきましょう。実際に通っている、あるいは通っていた方の口コミ情報や評判も参考にしてみてください。

日本語教師養成講座 徹底比較

日本語教師になるには、文化庁が指定する420時間コースを修了することが1番早く、確実な方法です。420時間コースを提供している日本語学校を分かりやすく比較していきます。

まずは資料請求をしてみてください。資料の中身はもちろんですが、資料が届くまでのスピードが重要です。利用者目線に立ったサービスを展開しているのか、こういった所がそのスクールの考え方が如実にでてきます。

資料の到着が遅い、営業電話がすごい。こういったスクールは避けといたほうが良いかもしれません。

 

東京中央日本語学院(TCJ)評判 口コミ

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  • TCJは実習が多く、実際に教壇に立ち、経験を積めたのが良かったと思います。
  • 外国人と交流する、外国人に日本語教えるというまさに根っことなる部分の経験がTCJでできました。
  • 他のスクールに比べ、校舎の雰囲気が開放的で通うのが楽しかったです!
  • 資料が他のスクールよりもわかりやすく、無料体験講義も非常に分かりやすく楽しかったのが決め手です。

インターカルト日本語学校 評判 口コミ

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  • インターカルトは講師の授業が面白く、引き込まれました。
  • 知識詰め込み式の授業を行わないところがインターカルトを選ぶ理由になりました。

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  • 将来日本語教師として教壇に立つ、という強い覚悟をすることができました。
  • 社会人の私が無事に卒業できたのも、転職先を見つけることができたのも、この学校と講師のみなさん、良い仲間たちに囲まれたからだと感じています。

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