日本語教育能力検定試験

「日本語教育能力検定試験」合格率と試験概要

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はじめに

日本語教育能力検定試験の合格率は年によって違いますが、概ね20%前後で推移しています。毎年5,000人ほどの受験生がいるので、合格率が20%であれば約1,000人の方が合格している計算になります。合格率としては司法試験ほどは極端に低くはありませんが、しっかり試験対策を行っていなければ合格できない厳しい試験です。

こちらでは日本語教育能力検定試験の合格率や、試験にまつわる数字についてご紹介していきます。

日本語教育能力検定試験の合格率推移

日本語教育能力検定試験の第一回目は、昭和62年に行われました。第一回目から平成28年度試験までの推移は以下の通りです。

検定試験-推移図

平成18年度の試験で初めて20%を超えて以降、一度も20%以下に落ちていません。直近の平成28年度試験では、5年ぶりに25%を超えました。

職業別の合格率


こちらのデータは平成15年度~平成22年度の本試験における職業別合格率です。この中で合格率が最も高いのは大学院生で32.2%です。大学院生は最も低い年でも27.5%と、高い数字で安定しています。主婦/主夫の合格率も高くなっていることから、検定試験対策に十分に時間を注げるポジションはやはり有利であるといえます。

学習歴別の合格率

こちらのデータは平成15年度~平成22年度の本試験における学習歴別の合格率です。合格率が最も高いのは大学院の学歴取得者で、合計で33.3%と群を抜いています。その他は大きく下がりますが、長期養成講座(420時間コースなど)の受講者と通信講座の受講者が平均を上回る形となっています。ただしこのデータは最終学歴に基づくデータではなく、受講歴について質問したアンケート回答を基に作られています。そのため、例えば大学院生や大学生の場合、「長期養成講座」あるいは「通信講座」を並行して受講している可能性もあるため、本データの解釈にはやや注意が必要です。

ボランティアに従事した人の合格率

こちらのデータは平成15年度~平成22年度の本試験におけるボランティア従事者の職業別合格率です。もっとも高い合格率を示しているのは大学院の30.2%ですが、「大学・短大生等」「日本語教員(専任)」「主婦/主夫」も総計の平均合格率を超えており、一部職業においてはボランティアへの参加が合格率に影響を与える可能性を示唆しています。

平成28年度の試験結果詳細

地方別受験者数

一回目の試験では、実施会場は1会場しかありませんでしたが、平成28年には7会場に増加しています。開催場所と受験者数は以下の通りです。

  • 北海道地区:札幌科学技術専門学校   :受験者数103人
  • 東北地区 :東北大学 川内南キャンパス  :受験者数116人
  • 関東地区 :東京大学 駒場Ⅰキャンパス / 明治大学 和泉キャンパス :受験者数2,617人
  • 中部地区 :名古屋女子大学 汐路学舎     :受験者数466人
  • 近畿地区 :大阪大学 豊中キャンパス     :受験者数1,055人
  • 中国地区 :広島女学院大学                  :受験者数125人
  • 九州地区 :KCS福岡情報専門学校         :受験者数452人

配点と平均点

日本語教育能力検定試験の試験科目は3つです。

  • 試験I :マークシート    :配点100
  • 試験II  :聴解                :配点40
  • 試験III :マークシート+論述 :配点100点

平成28年度平均点

検定試験-平均点図

試験IIIの論述試験が採点対象となるのは、マークシート部分の得点が上位60%の受験生の答案に限られます

合格に必要な得点率は試験の行われた年度によって異なります。試験問題に左右される部分が大きく、65%の得点で合格できた年もあれば、77%でも合格できない年もあるなど様々です。概ね75%以上が合格の目安と判断され、平成28年度の試験なら最低でも165点以上の得点が求められます。とはいえ合格者に対して、あなたの成績は○○点、という通知が送られてくるわけではないので、判断が難しいところではありますね。

まとめ

日本語教育能力検定試験について、その概要と合格率を中心にご紹介してきました。合格率や合格ラインはあくまで一つの目安にすぎません。一年に一度のみの検定試験ですから、悔いが残らないよう、しっかりと対策をして試験に臨みましょう。

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