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ヒューマンアカデミーさん、は現在(平成29年6月2日(金))のところ、文化庁の認可が取れていないようです。認可の無いスクールを終了しても、法務省認可の日本語学校では働けないので注意が必要です。
平成29年7月時点で、文化庁の認可を取得されたようです。文化庁のWebサイトに認可の取れているスクール一覧があります。
はじめに
日本語教師になるためのカリキュラムがある専門学校、ヒューマンアカデミー。
こちらではヒューマンアカデミーの特徴や、評判、実際学校に通っている方の口コミをご紹介していきます。
ヒューマンアカデミーの特徴
ヒューマンアカデミーは北海道から沖縄まで、全国に30の校舎を展開しています。
校舎一覧
札幌校・仙台校・宇都宮校・新潟校・大宮校・新宿校・立川校・千葉校・柏校・銀座校・横浜校・静岡校・浜松校・名古屋校・梅田校・大阪心斎橋校・天王寺校・三宮校・京都校・奈良西大寺校・和歌山校・岡山校・広島校・高松校・松山校・北九州校・福岡校・熊本校・鹿児島校・那覇校
公式ウェブサイト
http://haa.athuman.com/
通学者に聞く!ヒューマンアカデミーのココが魅力!
ヒューマンアカデミーの口コミをいくつかご紹介します。
・ヒューマンアカデミーの講義自体は良かったです。ただ、私が通っていたヒューマンアカデミーは教師採用が40代までということだったので、ヒューマンアカデミーに就職は叶いませんでした。入会前に教えてくれればもう少し違うスクールも検討したのにと思いました。
(50代女性)
・ヒューマンアカデミーの講義は、良くも悪くも千差万別です。いろいろな講師がいて、いろいろな教え方が体験できるのがプラスかもしれません。ただ熱意を感じることができましたし、今日本語教師として働いていますが、情熱をもって丁寧に教えるというスタンスは、こちらの学校で学んだからこそ身に付いたものだと感じています。通学している時は、社会人との2足のわらじを履いていたため、
なかなか日本語教師として働くイメージが湧きにくかったのですが、ジョブカウンセラーや講師とお話ししていく中で、私が進むべき道を明確に示していただけた点は感謝しています。
同窓生もたくさんいて、自分の夢を言い合ったりするなかで、目標に向けて高いモチベーションを維持できました。
(30代男性)
・外国語を教わっていましたが、その時海外から来た先生の質問に対し、日本語ではどのような意味となりますか?という質問に対し、細かな部分を言い換えて伝えられなかったことがあります。その経験もあり、50代半ばにして日本語教師養成学校に通うことにしました。ヒューマンアカデミーでは日本語とはなんぞや、という部分から論理立てて学ぶことができました。いまではボランティア活動でその経験が活かせています。
(60代男性)
・ヒューマンは大学生から社会人、主婦、定年退職された方まで、様々な世代・社会的な背景を持った方が集まり、同じ日本語教師になるための勉強をしています。ほかの学校もそうなのかもしれませんが、こうした環境は私にとって刺激的なもので、高校でも大学でも味わうことができなかった、学ぶ楽しさを感じることができました。私よりほとんどの方が年上でしたので、いい意味で緊張感を持って授業に臨めましたし、教えあうことができたのも、生徒数の多いヒューマンならではだと思います。文法や音声学の授業は新鮮でしたし、実習では思うように教えられずもどかしい思いをしましたが、周りの方に助けていただけたのと、講師からジェスチャーの仕方や話し方など実践的な部分でもレクチャーを受けることができ、良かったです。
(20代女性)
・海外への赴任が多い職場なので、現地の日本語教師のスキルを少しでもつけようと入学を決意しました。もともと国際交流をしたいと考えており、海外でのボランティア活動の経験もありました。日本語を教える機会もあり、やはり技術的な面と言語としての日本語の本質を掴んでおく必要があると感じていました。早めに就職を決めることができましたし、大学4年生になり学校に通える時間が確保できそうだったのでチャンスだなと。実際に着任してから2年後にマレーシアへの赴任が決まり、現地のスタッフに対して日本語を教えています。
(20代男性)
・ヒューマンアカデミーに通学している途中に、ボランティアとして日本語教室で日本語を教えることになりました。そこで普段学んだことが生かせると実感した私は、青年海外協力隊に応募し無事採用されました。実技面接があったのですが、そこでもヒューマンアカデミーで学んだこと、そしてボランティア活動で多くの方と交流できた経験を役立てられました。
ヒューマンアカデミーの良い評判、悪い評判
ヒューマンアカデミーに通っている方の評判をご紹介します。
ヒューマンアカデミーの口コミでもっとも多いのは、授業に出ていさえすれば修了証がもらえるというものです。外国人への実習や模擬授業も同様に、出席すればOK。客観的にみて明らかに教師向きではないという方にも420時間の修了証が渡されるため、適性や就職はともかく、早く420時間の学習を終えたという証拠がほしい人にはメリットが大きいと言われています。
もう一つ、ヒューマンアカデミーにはアルバイト講師が多く、講師の質にばらつきがあるという口コミもあります。大学の修士号を持ちながらアルバイトをしている講師など多種多様とのこと。
中には生徒の質問に対し的確に答えられない方や、生徒の的外れな質問に対しても、その指摘ができないばかりかおろおろしてしまう方もいるようです。
またこんな意見も・・・
「近隣の教室で振替授業を受けることができるものの、都内近郊では新宿、銀座はともかく、横浜、立川になってしまうので、振替の利便性は感じない。」
「他校と迷っていたんですが、こちらは営業が積極的というか、強引というか。電話もメールも凄かったので半ば引き込まれる形で入学を決めた経緯がありました・・・」
ヒューマンアカデミーのポイント
ヒューマンアカデミーの日本語教師養成コースは、厚生労働省教育訓練給付金の給付が受けられる点もさることながら、「ママ限定割引」や「学生限定割引」といった受講料10%割引制度がポイントです。
そのほかのポイント
- 教育実習制度が充実しており、外国人に対して実践的な演習ができる
- 模擬授業やワークショップの機会が豊富にあり、日本語教師に必要な「教えるためのノウハウ」が身につく
- 日本語能力検定試験合格者数が多い(1,600名以上)
- 海外で活躍している修了生が多い(世界43か国)
- ジョブカウンセラーが在籍しており、就職をサポートしてくれる
- ヒューマンアカデミー自体が日本語学校を経営しており、そこへの就職の道もある
日本語教師として就職することが難しい中で、ジョブカウンセラーの存在は非常に大きくなります。
ヒューマンアカデミーの場合、生徒一人ひとりに対し、将来的な展望を早めにヒアリングし、その内容を元に就職先の紹介を行います。履歴書・職務経歴書の書き方からレクチャーし、面接対策などのアドバイスなど、きめ細かいサポートがウリです。
加えて、ヒューマンアカデミーは修了生が多く、その就職実績やノウハウなどで企業ニーズや業界の動向をとらえた的確な情報を収集し、これから就職する学生に向けて情報発信します。
まとめ
ヒューマンアカデミーについてご紹介しました。
専門学校選びはカリキュラムの内容だけでなく、通いやすさや、講師との相性も交えてじっくり選んでいきましょう。実際に通っている、あるいは通っていた方の口コミ情報や評判も参考にしてみてください。